好きや強みなど自分らしさを発揮して
自分も周りも安心して笑顔になれる
社会を創る
このような想いを持つようになったきっかけは、私が学校でカウンセラーとして勤めていた頃にあります。
当時、よく関わらせていただいていたのが、不登校だったり発達障がいのある子どもたちでした。
彼らは、苦手なことはたくさんあるけれど、好きなことや得意なことにはこちらがびっくりするくらいの力を発揮します。
一方で、学校はいわゆる「普通の子」を育てるようなアプローチが主であるように感じていました。
私の関わっていた子どもたちが、学校の求める「普通」に近づくために、苦手なことで苦しい思いをし、好きや強みといった本来持っている力を伸ばしていく機会には恵まれない様子を目の当たりにしてきました。
私は、この状況を、すごく『もったいない』と感じたのです。
彼らが持っている力を伸ばせないことで、まず子ども本人が幸せに過ごせなくなります。
そして、社会の側も、彼らだからこそ生み出せる社会を豊かにするリソースを享受できなくなってしまうのです。
このような状況に対して、私は当時自分の立場でできることに限界を感じる毎日でした。
しかし、実際、このような状況は私の関わっていた子どもたちだけではありません。
自分らしさを押し込めて社会の「普通」に合わせ、幸せを感じられない生活を送っているのは多くの大人も同じでした。
もちろん、かつての私も含まれています。
このような本人も苦しくて、社会も素敵なリソースを得られない『もったいない』状況をまず身近なところから変えていきたい。
私は、ライフコーチングを通じて、ネコのように生きる人を増やし、本人もそして周りも安心して笑顔になれる社会を目指して活動をしています。